金箔を押す(貼る)
金は金でも
こんにちは、環です。
昨日のブログでご紹介しました鉛筆画「猫」に、金箔を押しました。
私は箔押しに関してのプロではありませんが、
プロの方に教えていただき、できる範囲で金箔の面白さを取り入れています。
ここでは、金は金でも「どのような金」というのをご紹介し、
ホームページからご購入いただける作品に使われている「金」の詳細をお伝えしたいと思います。
これまで使用した金箔は、画像の右端にある「純金箔(正五毛)」です。
そのほか、真ん中にある「洋金箔」は「金」とついていながら金は含まれていません。
銅と亜鉛の合金です。
ちなみに「純金箔(正五毛)」は、およそ98%〜99%が純金、少量の銀と銅の合金となります。
他にも様々な種類がある中、また様々な技法がある中、今回私は純金箔をシンプルに押したい場所に押して作品を完成させたいと思います。
どこに押したかわかりますか?
先日もお伝えしたのですが、角度によって、または光の具合によって表情が変わることが、これでお分かりいただけると思います。
猫の鈴の部分に金を押しました。
私なりのコンセプト
私は画家として、今は主に鉛筆で描いていますが、他にもアクリル絵の具を使用したり、油性マジックを使用したりと、その流れで「箔押し」にも挑戦しています。
特にこだわりを持たず「今表現したいこと」を大切にしています。
そして原画を身近に感じていただけるよう、今は、扱いやすい大きさ、額装した作品を、お届けしたいと考えています。
個展など、広い空間に作品を持ち込むときなどは、ダイナミックな作品を制作します。
それはそれとして、共通して「今描きたい日常」を表現したいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。