制作スタイル
制作スタイル
こんにちは、環です。
今、来年の個展に向けて、実験をおこなっています。
どんな風に、どんなことを考えて制作しているのか、
今日はご紹介します。
丁寧に形をとり、固い鉛筆で筆圧強くテクスチャを。
その上からさらに描きこむことで面白く模様が浮き出ることを想像しながら、
この1つの層で終わっても面白いかなとか、
まずはひと通り決めたルールで描いてみます。
慎重にラインを引いたり、何層にも重ねたり、仕込んだり、
さらっと横に広げるよりも深く掘っては積み上げる、
職人気質な部分はあるかな、
偶然はそれほどなく、
計画通りに、
私の制作は時間がかかります。
その計画はマズかった・・・
と突きつけられるまで、ひたすらに。
広く伸びやかに、筆跡残しながら絶妙な制作スタイルのアーティストに強い憧れを抱きつつ、
あくまで憧れであり、
私は私で自分の中で微調整を繰り返しながら、
これぞ自分のスタイルだと思います。
燃費は悪いと思いますが、
制作に「エコ」はあまり関係ないかなと。
時々、後々、余計なことしかたもと、やりすぎを反省することもありますが、
次につながる経験値として、
よき蓄積となります。
これ、描き込めたらどうなるんだろうかと、毎日ワクワクします。